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以前広告会社に勤務しており、イベント企画・運営に従事しておりました。
スポーツチームのホームゲーム運営などの業務を担当しており、ソーシャルビッグデータを分析しながら、そこでオープニング時のイベントやハーフタイムのイベントなどを企画・実施しておりました。地域密着をうたっており、ハーフタイムでは来場者に向けて地域の魅力を発信するようなイベントを目指し、企画を構成しておりました。
ホームの来場者には地域や地元の魅力を再発見してもらい、ビジターで訪れる来場者にはまた来たいと思わせるような仕掛けが必要です。また、イベント自体も集客効果が見込めるようなものにしなければなりません。そこで、地元の観光協会や商店、宿泊施設と連携し、物産展や観光展を実施しました。
来場者の入場口にブースを設け、案内誌やフライヤーなどのサンプリングのほか、試食・試飲コーナーを設け、地元の名産品を堪能してもらうコーナーを設置しました。また、ハーフタイムには座席番号で名産品をプレゼントする抽選会を開催しました。
事前の折衝や、当日の運営における会場とのやりとり(館内での飲食や調理や調理器具の持込におけるハードル)など多くの困難がありましたが、なんとか実施することができ、来場者および出展者からも高い評価をいただいたと記憶しています。
また、地元の来場者に向けては、ハーフタイムショーとして近隣のダンススクールの子供たちを動員し、地元のお祭りを再現するなどの企画も実施しました。こちらも歴史あるお祭りの運営をされる方々に事前に了承を得ることや、近隣のダンススクールのレッスン内容に組み込んでいただくなどの協力体制を敷くことに大きな労力を使いました。
本イベントの企画・制作に関しては、いかに地元を巻き込んで協力体制を構築していくかということが、とても苦労しましたが、一度関係値を築いたことで、その後も継続して実施できるイベントとして成り立ったことが、とても良かったと思っています。